部品受託加工業界初!精密切削部品加工のサプライヤーダイショウが、フランス法人設立
半世紀にわたって精密切削部品加工のサプライヤーとして事業を手がけてる株式会社ダイショウ(神奈川県茅ヶ崎市)が、2016年3月にフランスのサンテティエンヌに現地法人「DYSHOW Industrie SARL」を設立したことを発表した。
ダイショウは試作・研究開発分野での受託加工において、海外進出を試みる市場として先進国の欧米に着目。航空宇宙関連の市場として多くのメーカーが存在するフランスに焦点を絞り、昔から炭鉱などの工業が根付き、部品・機械加工の盛んな土地であるサンテティエンヌを選んだという。現地の部品加工企業とパートナーシップを結び、サンテティエンヌを拠点として日本エンジニアによる現地生産・部品加工を開始するとのこと。
また日本人によるフランスにおける部品受託加工の事業進出は今回のダイショウが初(※)とのこと。日系企業、フランス企業を対象に現地で市場の開拓や新しい需要を取り込んでいくほか、茅ヶ崎ものづくりクラスターの現地窓口として日本の部品加工事業をフランス市場に売り込んでいくとしている。
※フランス大使館 対仏投資庁 フランス進出企業リスト2015 による