軽犯罪は凶悪犯罪の温床となる!!
今回は、アメリカ・ニューヨークの地下鉄話です。
アメリカ・ニューヨークにある地下鉄は、凶悪犯罪が多発することで知られていました。
なんとかという市長がその凶悪犯罪を減らすための対策を行いました。
その対策は、問題となっている凶悪犯罪の取締りを強化することではなく、ちょっとした犯罪、つまり軽犯罪を徹底して取り締まることでした。
地下鉄ですから、無賃乗車なども日常茶飯でしたがこれらも徹底して取締りを行いました。
当初は、周りから凶悪犯罪を取り締まらないでいったい何をやっているんだとの批判が出たそうです。
それはそうですよね。普通に考えれば、何やってんだと思いますよね。
でも、軽犯罪を徹底して取り締まった結果、凶悪犯罪も激減したのです。
軽犯罪が日常茶飯で起きている、それを見逃していることが凶悪犯罪を生む温床となっていたのです。
つまり、軽犯罪を取り締まることは、凶悪犯罪の芽を摘むことになっていたのです。
何でこの話を取りあげたのかは、次回わかります。