暖冬でもスキーが楽しめるのは一体何故??人工降雪機のメカニズム。

暖冬でもスキーが楽しめるのは一体何故??人工降雪機のメカニズム。

※2017年1月に書かれた記事です。

 

今週末の三連休は新潟県越後湯沢の舞子高原というスキーリゾートに行ってきました。

ちょっと季節的に早いけど、今年はなぜかそのあたりが雪に恵まれていて、

とても混んでいましたが、2日目は一日中雨が降り続け、少し雪が解け始めました。

 

残念。

 

気温もそんなに低くなかったからさらに溶けていって、

所々下地が出ており、だんだん滑れる所が狭くなってきました。

こういう暖かい気温が続くようだったら、スキー場は一旦閉めないといけないですね。

 

そんな時、人工降雪機の手を借りるのです。積雪を生じさせるための装置です。

人工降雪機を見たこと、または人工雪の上に滑ったことがありますか?

いったいどうやって雪を作るのでしょうか。

 

今回は、私杏音より簡単に説明したいと思います!

(引用)
http://adventure.howstuffworks.com/outdoor-activities/snow-sports/snow-maker.htm
 

人工降雪機というのは、スノーガンともスノーマシンとも呼ばれていて、意外と暖かい冬にも積雪を得られるほか、スキー場のオープン期間を拡大できるとても便利な装置です。

天然雪のみのスキー場はそんなに長くオープンできないが、人工降雪機の利用のおかげで、秋の終わりから春の初めまでスキーできるところもあります!

 

人工降雪機には実はいくつかの種類がありますが、基本的な原理が同じです。

高圧空気(圧縮空気)と水を混合し、ノズルから勢いよく出すと、水が細かくされ、高圧空気により冷却され急に凍って、氷の粉になるのです。その時、−1℃の気温が適切です!

大気の湿度や温度が高ければ、高圧空気による冷却が遅くなるから、高圧空気の割合を増やすことでこの天候でも雪が作れます。

 

地面に落ちるまでの時間が短いため、絶対に氷の粉が作られるように、核化剤や氷核活性物質と呼ばれている確実に氷の核生成を誘発する物を追加します。

大体ヨウ化銀や氷核活性タンパク質などが使われているそうです。

水滴がそのまま氷の粉になるので、ちょっと天然雪と感覚が違います!

 

私には砂糖の上に滑っているような感じですが……滑れないよりましでしょう?


創業40年の製造業。ダイヤモンド事業からスタートしたテクダイヤは、会社本来の「人好き」が作用し、人との出会いを繰り返しながら業態変化を続ける。 現在はセラミック応用技術・精密機械加工技術・ダイヤモンド加工技術をコアとしながら先端技術のものづくりを支える。スマホやデータセンターなどの通信市場、更にはNASAやバイオ領域にも進出中。