旧正月後の品質は危うい!!
中国の旧正月休みも終わり、工場が生産を再開しています。
どこの工場も旧正月明けのこの時期に生産した製品の品質に問題を抱えています。
と言うのも、この旧正月の時期が工場の人の入れ替えが1年で最も多いからです。
帰省したまま戻ってこない作業者も多く、代わりの作業者を雇い入れるため、作業な不慣れな新人が大量に現場に入るためです。
何らかの対策を施さないと、毎年同じ季節に要因不良で顧客に迷惑を掛けることになります。
この時期でも安定した品質を確保して他社との違いを見せたいところですね。
ではどんな対策が取れるでしょうか?
ひとつは、いつもよりも工程のスピードを遅くして不慣れな作業者に不良をださせないことです。
もうひとつは、検査をダブルにするなどして不良品を流出させないことです。
どちらも生産性や工数などコストに影響はありますが、不良品を作る、不良品が顧客に渡るよりは、コストに与える影響は少ないはずです。
顧客の信頼を得るために何ができるのか?しっかり考えて取り組みましょう。