日本の当たり前は通用しなかった。フィリピンと日本の違い~やってはいけない編~
日本の当たり前は通用しなかった。
フィリピンと日本の違い~やってはいけない編~
ここでは宗教や慣習、文化、法律などの一般的で客観的な話ではなく、私の経験に基づいた、個人的かつ主観的な話をする。宗教や慣習、その国の文化や人種を批判する気はありません。
私が感じた日本(人)のアタリマエ
- 車のパッシングは、相手に譲る時(高速道路では、逆)
- クラクションは、必要な時だけ(危ない時の警告や道を譲ってもらった時のお礼)
- 人に指をささない
- エレベーターや出入口では、出る人が先
- 合わせ箸をしない
- 将来の為にお金を貯める
- 家に上がる時は靴を脱ぐ
- 人のプライベートはあまり聞かない
- 開けたドアは閉める
- 知らない人の目をずっと見ない
私が感じた、フィリピン(人)のアタリマエ
- 車のパッシングは、自分が行く時(相手に行かせない時)
- クラクションを多用する(自分ここにいるから、気を付けろ!)
- 人前で叱らない(叱られたくない)
- エレベーターや出入口でも、まずは自分が先
- プライベートな事をお構いなしに聞く
- 知らない人でもじーっと見る
- お金は貯金しない、今日楽しく生きる為に使う
- 開けたドアは基本閉めない
- どこでも小便する、そしてトイレがあるのに、ちゃんと狙えていない
- できないことをできると言う
- 問題あるのに、大丈夫と言う
- ウソを平気でつく
- ちゃんと働かない
- ちゃんと働け!
個人的感情が入ってきたので、ここらへんにしよう。爆
これだけ例示して、解ったこと。
日本人は、協調性が強すぎる余り、相手本位になりがち。フィリピン人は、自己愛が強すぎる余り、自分本位になりがち。
東京オリンピックのIOC総会時に滝川クリステルさんが言った【おもてなし】が有名なように、【空気を読む】ことに長けている日本人として、相手を思いやる気持ちや助け合いの心を持てた事は誇りに思う。
しかし、それだけでは【やってはいけない】のが現実。
なぜならここは、基本自己主張全開の国、フィリピン。
はっきりと言わず、遠まわしな言い方をしている=意見がない とされる。ましてや、海外赴任をする人であればなおさら。現地では無能扱いされるだろう。
日本人としてのおもてなしの心と、相手が誰であろうとはっきりと自己主張ができること。
そんな国際人にならなければいけない。これから新しい道を切り拓いて行く人には必須だ。
本題から反れてしまった。フィリピンでやってはいけないことをまとめよう。
フィリピン人を人前で叱らない
フィリピン人はプライドが高い。人前で叱ると、彼らのプライドや自尊心を深く傷つけてしまう。
結果、恨まれた末にナイフで刺されたり、銃で撃たれたりすることもある。
※フィリピンは、銃社会。そして愛と憎しみの国です。
自分の意見を持ち、はっきりと自己主張すること。
特に海外で仕事をする人は、要注意。
やって欲しい事をきちんとはっきり言わないと、気付いた時には、とんでもないことになっていることがある。
ここまで言ったら普通解るよね? という日本人的感覚は通用しない。言わないと絶対に伝わらない。
日本の常識を押し付けないこと。なにより、その違いでいちいちイライラしないこと。
日本のアタリマエの価値観で考えると、恐らくストレス性の病気で早死必死
そういうものだと受け入れる事。そういう環境を楽しむこと。そして相手を無理やり変えようとしないこと。
こんな経験がある。
- スーパーのレジで行列ができているのに、全く急ごうとしないキャッシャー
- 列に割り込む、オバハン
- 装置が故障しているのに、定時になったら何も問題が無かったかのように帰る社員
- 道路の真ん中で堂々と寝る、野良犬や猫。そして、全然動こうとしない
- タクシー運転手が客を乗せた後、まずはジーザスにお祈り、挙句の果てに、走行中に居眠りして、蛇行運転
- 唐揚げ丼と何度も確認したのにも関わらず、間違えて来る ただの唐揚げ
- 道路交通整備員のおかげで、むしろ余計に交通渋滞
- 頻繁に発生する接触事故、道路の真ん中で倒れたバイクを端に寄せずにそのままにして口論するからまた渋滞
- 雨が降ればすぐ道路が冠水して洪水、そしたらまた渋滞
- どうでも良い日はやたらとタクシーが乗らないかと呼びかける癖に、タクシーが必要な雨の日は全く捕まらない
だめだ、個人的感情が入ってきてしまった。
そう。もう挙げれば、キリがない。が、もう慣れてしまった。
それが普通なのだと思うようになってしまった。
寛大さや包容力、大抵の事では動じないメンタルを手に入れた反面、今一番の悩みは、日本に戻った時にそれが裏目に出ないこと。
なんでそんな冷静でいられるの? もうちょっとマシな言い方ないの? と逆に怒られる日が来るかもしれない。
おっと、この国でDRUGをすると銃殺が許可されてますのでダメ、ゼッタイ。
第2技術Gr.TAKA