新入社員がいきなりテレワークをしてみた -理想と現実編-
在宅勤務の理想と現実
私はかねてよりフレックスタイム制や在宅勤務など、生活スタイルに合わせた「柔軟な働き方」というものにとても賛成的で、ある程度仕事の要領を掴み自分で仕事が出来るようになれれば自分もそうしたいと思っていました。
毎朝6時起きで、満員電車に乗って1時間。帰りも定時帰りの会社員で満員の電車に揺られて帰宅。
それがないだけでどんなに楽だろうと、なおかつ一番落ち着く家で仕事ができるなんてきっと生産性はもっと上がるはず……と在宅勤務はとてもキラキラした理想でした。
しかし、現実はそんなに甘くはありませんでした。
在宅勤務は自分との戦い
今回このテレワークを通して一番感じたのは、いい意味でも悪い意味でも「自分次第」ということです。
ダラけようと思えば、いくらでもダラけられる。極端な話をすれば、9時までにパソコンに向かって始業開始できれば、寝起きで顔も洗わずパジャマでもいいわけです。ただ、それでは頭はいつまでもボォーっとしたままで生産性は最低です。
実際、私も在宅開始最初の3日間はテレビ会議で見える上半身だけを着替えて下はパジャマ姿でした。楽だけど眠い。会議の合間は「休憩時間だ~」とゴロゴロして、時間になるとパソコンに向かう。そんなことを繰り返し、学生のような感覚は抜けきりませんでした。
生活のペースをつくる
そんな時、休憩時間に寝落ちて研修開始時刻に遅刻してしまうという失態を犯してしまい、これではダメだと生活のペースを作ることにしました。
7時に起きる、朝ごはんを食べる、全身しっかり着替える。
新社会人として生活のペースが出来上がっていないうちは、こんな簡単で当たり前のことを徹底していかないといけないのだと思いました。在宅勤務は自制心があってこそ成り立つもので、楽なことばかりではありません。基礎が身につき徹底できて初めて、力を抜ける場所がわかり生産性の向上につながるのだと実感しました。
もうしばらく在宅勤務が続くので、これからも集中力を維持する工夫を凝らしながら頑張ります!