文系女子大卒のリケジョになるまでの日記~納入仕様書編~

文系女子大卒のリケジョになるまでの日記~納入仕様書編~

ブログをご覧のみなさま、こんにちは!

今日から12月。1年本当にあっという間ですね。

みなさんにとって2016年はどのような1年でしたか??

私は・・・・大学を卒業し、社会人となり初めて経験、体験することがたくさんありました。

楽しいこともあれば大変だったこともあったな~ということで・・・・

 

さて本日は初めての納入仕様書作成のお話をしたいと思います。

 

お客様と製品を取り交わす上で必要不可欠な納入仕様書。

製品寸法や検査方法、梱包状態などを明記するものです。

 

10月のある日、上司から納入仕様書作ってみようかといわれ、

できるか分からないけどやるしかないと思い作成することになりました。

 

なぜ仕様書を取り交わす必要があるのか。何を記載すればよいのか。

とりあえず説明を一生懸命聞くので精一杯。質問ある?と聞かれても

何を質問すればいいのかさえ分からず(笑) もう涙が出てきそうになっていました。

 

そこから毎日納入仕様書との戦いです。

最初はまず過去に作成された納入仕様書とにらめっこ、そしてガイドラインを熟読し、いざ作業へ。

 

・・・・・すんなりいくわけがありません。

 

図面はある程度読めるようになっていたけれど、材質などに関しては理解していない。

あれ、これってなんだっけ。もうそれはエンドレス冷や汗。

 

そして図面にかいてある製品の材質を見たら・・・・

テクダイヤ_文系女子大卒

WC???え??へ?お手洗いデスカ、、、??(超硬です。笑)

もうさらに混乱。文系女子の私にとって超硬という単語は22年生きていて初めて聞きました。笑

無言の私からの助けてください信号に上司が気づいてくれ、1つ1つ丁寧に教えてくださいました。

(一緒に超硬のプロになれそうなくらいたくさんの資料もいただきました。これからがんばります(冷や汗)。)

 

そして仕様書を作成しながら学んだことは

「分からないこと、少しでも疑問に感じることがあったら聞く!」

ということでした。

毎日頭の上に?をたくさん浮かべて働き、かつ何でも質問しまくる私に

嫌な顔せず何でも教えてくださる上司に頭があがりません。。

 

ですが、お客様に安心して、テクダイヤの製品を納入していただけるように、そのことを考えると

悩んでいる暇があるなら、聞こう。そして教わったことは自分の財産にしようと。

 

1つの仕様書に1週間費やして、やっとの思いで完成し、営業へ引き渡すことができました。

 

決して平坦な道のりではありませんでした。ですが、少し自信をつけることが出来たような・・・?

そして作成にあたり、たくさんの部署の方にご協力いただき作成することが出来ました。

 

1つの仕事でもたくさんの支えがあって成り立っているということを実感することができました。

 

追記

先日、受領された納入仕様書が戻ってきました・・!

受領印の押されたものは、提出したときよりも重みを感じました。

あー感動。うるうる。。。


創業40年の製造業。ダイヤモンド事業からスタートしたテクダイヤは、会社本来の「人好き」が作用し、人との出会いを繰り返しながら業態変化を続ける。 現在はセラミック応用技術・精密機械加工技術・ダイヤモンド加工技術をコアとしながら先端技術のものづくりを支える。スマホやデータセンターなどの通信市場、更にはNASAやバイオ領域にも進出中。