文系女子大卒のリケジョになるまでの日記~手順書編~
さてさて今日は初めての手順書作成のお話。
これは理系というより文系ですね。私の得意分野……なはず。笑
今回は梱包手順書作成のお話をしたいと思います。
手順書はいわゆる取説のようなもの。どのように作業するのかを記述しているものです。
新人も含め誰が読んでも分かりやすいように作成しなければなりません。
作成するにあたり、原本がCMI(=フィリピン工場)にあるからもらって
参考にして作ってみるといいよと言われCMIのスタッフへ連絡し、GET。中を見てみると、写真と短文ばかり。
ベテランの人が読んだら分かるけど、新人の私が読んでも分からない。
実際に梱包をしたことない、現物もみたことがない。またも戦いの始まりです。
最初はCMIからきた原本のように必要な工程と手順だけを入力して提出。
Simple is bestだと思い込んでいた私はもちろん、上司に確認をお願いしたところ撃沈。笑
どのような手順書が一番いいのかなといろいろなパターンを作ってみました。
写真たくさんあるver、文章細かく分けたver、注意書き多めver(笑)
いろいろ試してみた結果、大切なのは誰が見ても分かりやすいものなのだと学びました。
例えば“エアーバブル(いわゆるプチプチ)を切って、セロハンテープで貼る”という文章も“エアーバブルを◯◯cmに切り、包む。テープは箱1周分縦・横に貼る”
少し手を加えるだけで読み手は悩まずに作業ができるようになりますよね。
そして私の作成した手順書はCMIでも使用されます。
英語が出来たって、ニュアンスの違いもあると思います。だからこそ見る人を考え、思いやりを込めた手順書作成することが大切なのだなと思いました。
出荷品に細心の注意を払っていますが、手順書作成や通常の業務、作業においてもその気持ちを忘れてはいけないなと思うことができました。
同時に製品理解も深めることもでき、なんとか初めての梱包手順書が完成しました。
最終確認し、誤字脱字がないか確認。上司から承認の印鑑ももらい、いざCMIへ送信。
その10分後、私の送ったドキュメントを見ていた先輩社員の方が一言。
「ひかるちゃん、JigがJJigになってるよ……」
ええええ? あんなに確認したのにと思い、しぶしぶ見てみると……
JJigになってる……
その後上司や部署内のお姉さま方に何かあるたびにjjjjigと言われるようになりました。
そんなJつけてないし!JJigだし!と心の中で叫びながら、CMIへ再送信。
最終確認、しっかり行いましょう。笑
(品質保証部 ひかるぽん)
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