文系女子大卒のリケジョになるまでの日記~出荷検査編~
さて今日は配属後に初めて行った装置部品の出荷検査についてお話したいと思います。
私が品質保証部に配属されてから約1か月後のことです。
テクダイヤでは装置部品なども取り扱っており、装置に取り付けるチャージリングの出荷検査を行いました。何に使用するのかも分からないまま、検査へ。
箱を開けるとカバの歯のようなきれいな真っ白なセラミック。
カバの歯???
↑似てません?笑
私もこのくらい歯を真っ白にしたいなぁと思っていたのはここだけの話……笑
持ってみると重たい。測ってみたら約4.2キロ。しかもそれが20個……
使用する機器はノギス。ヘッダー写真にも載せていますが、3種類のノギスを使用して測定です。
外径を測定するのはどうするのかと思ったら、まさかのジャンボサイズのデジタルノギスの登場。
はさみと比べるとこのくらいの大きさ。つまりでかい、そしてまたしても重たいのです……。
内径600mm測定できるノギスの重さは1.2キロ。とにかく重たい。
しかし、測定は怠りません。お客様にご迷惑をおかけしないためにも、重さなんて関係ありません。
3つの大きさ違いのノギスを使い、ひたすら測定しました。
外観も異常がないか。カケ、キズ、打痕、変色……どんなものも見逃さないよう、集中力を一点に絞ります。
汚れを見つけたら、使用したこともない薬品を使用して、ふきふき。。。
そしてやっとの思いで、検査は終了。
また、梱包するもの品質保証部のお仕事。ラベルなどが曲がっていないか、確認は怠りません。
やっとの思いで、すべての工程が終了。手が少し震えていたのを今でも覚えています。(重たかったから?笑)
後日、技術の方にお話を聞き、どのように装置に中で動いているのか。どのような役割をしているのか
聞けば聞くほどワクワクが溢れでできました。私テクダイヤにきて、品証にきてよかったなぁと。
品証へ配属されたからこそ、検査の過程で製品を自分の目で直接見ることができるから。
あれ、私文系大学卒業なのに……笑 つい最近までAuの意味もよくわかってなかったのに……笑
製品を作るために必要不可欠な装置、そしてその装置に組み込まれる部品たち。少しの異常が大きな事態を招くこともあるかもしれません。
そのため品質保証部では、テクダイヤにて製作されたすべての製品において、少しの小さな異常も見逃さないように製品と日々向き合っています。
ちなみにチャージリングの検査を行った日の夜は1時間くらい熱めのお風呂につかります。
でないと、翌日腰痛と肩こりが……笑
■テクダイヤ技術向上ブログ
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