技術者の日常:技術者あるある!?入社1年目にして仕事病になった話。
こんにちは、玲子です。ご無沙汰しております。
本日お話したいと思っているのは仕事病についてです。
仕事に慣れると誰でも日常生活で仕事を思い出すときがあると思います。
また、仕事をしている時の習慣、仕草が仕事外の時間では完全に身から離れません。
それを仕事病と(私が)呼びます。
技術者の場合、日用生活の中で仕事場の音や製品の模様に似ているものが気になって仕方がありません……。
装置を扱う人にとっては装置の独特の音が外で聞こえるとついに振り向くことになります。
例えば、テクダイヤで扱っているダイシング装置の場合ではダイシングが終わったときのアラームが西武鉄道の運転席にあるアラームと全く同じものです。
初めて聞いたときは何だろうとびっくりしました。
その時アラームが気になってどこから鳴っているのか分かるまで探してしまいました。
しかし、一番仕事病を感じるのは品質を見る検査員としてです。
半導体の世界では製品とそれに乗っているパターンが本当に小さいですが、私たち検査員は細小な詳細にも気づく必要があります。
そして、それは自分の日常生活にも影響を与えているようです。
例えば、外観検査でNGとなる項目が床のパターンや車道線などに見えることがあります。
車道外側線に一部抜けているところがあると、「あ!パターンの断線だ!」と思う自分に呆れます。
また、プラスチックのコップを買おうとした時、接着剤の残りが見えたりして、きれいに仕上がっていないなと買うことをやめました。
日常生活で扱っているものの欠点を見つけると、この会社の品質保証部がちゃんとしていないな……と思うようになりました。
自分の日常にはこういうことが多々ありますが、みなさんはどのような瞬間に仕事病を感じますか。
ぜひ教えてください。