工程での異常発生は不良の大量発生につながる!!
工場で生産をしていると普段見たことがないような不良が発生することが稀にあります。
このような不良は、危険信号と捉えていただきたい。
例えば検査工程では、通常とは違う不良発生傾向(不良項目や発生率・数など)があると、検査員が見逃す危険性が高くなります。
工程をスルーして検査で見つけているということになり、工程ではまだこの異常発生に気が付いていないので、不良品を大量発生させてしまう危険性があります。
ですから検査で見つけた場合は、すぐに生産工程にフィードバックして不良品の発生を止めることが必要です。
工程で考えてみると、ある程度管理された工程の場合、通常通りに工程が流れていればそうそう不良は発生しません。
ところが、工程に異変があって通常とは異なる動きがある場合、工程内で不良が発生する確率が高まります。
次回は、異常が発生した時のルールについて考えます。