大学のレポート、社会人のレポート。その①

大学のレポート、社会人のレポート。その①

こんにちは。品質保証部のたまごです。

 

今日は技術とあまり関係ないですが、仕事の一つ、ということで大学のレポートと社会人のレポートの違いについて書こうと思います。

 

私の大学時代は、担当科目の教授によって、レポートの評価方法が大きく分けて3通りありました。

 

1. たくさん描けば描くほど評価が高い
:「熱血教師方式」

2. 決められた枚数、書式の中で、適切な答えもしくは考察を記せ
:「小論文方式」「ハガキ職人方式」

3. ルールは何もないが、教授をうならせる考察や新しい発見を記述すれば加点
:「ノーベル賞方式」

 

割合としては、1と2が最も多く、3を貫いた教授は超少数派でした。

大学からしてみれば、生徒はある意味お客様なので、3のようなやり方は今の時代難しいのかもしれません。

 

当然、3は生徒からはブーイングでした。

技術や開発を目指す理系学生なら、3のやり方が、一番実力が身につくと思いますが、そう割り切れないのが大学生の心情……。

 

ただし、1の場合でも超きついレポートがありました。

その条件は、以下の通り。

 

  • 全部手書き(文章、グラフ、実験装置や実験器具の図、とにかくすべて)
  • 修正器 使用不可
  • フリクションボールペンやシャーペン不可、ボールペンのみ(「フリクションボールペンで書いてきたら、すべてお尻の下に敷いて文字を消してやる」とのこと)
  • 諸言、実験方法、実験結果はすべて記すこと(この時点で15ページくらいになる)
  • 考察は書けば書くほどいいが、過去レポートと同じ文章を見つけたら0点(過去に提出されたレポートはすべて覚えているらしい)
  • 計算間違えNG(×を付けられ、修正するまで合格をもらえない)

 

……修正器無しが一番つらかったです。24行くらい、びっちり書いた後の誤字……。

泣きながらもう一枚同じ文章を書いた深夜2時……。

 

(長くなったので 大学のレポート、社会人のレポート。その2 につづく)


創業40年の製造業。ダイヤモンド事業からスタートしたテクダイヤは、会社本来の「人好き」が作用し、人との出会いを繰り返しながら業態変化を続ける。 現在はセラミック応用技術・精密機械加工技術・ダイヤモンド加工技術をコアとしながら先端技術のものづくりを支える。スマホやデータセンターなどの通信市場、更にはNASAやバイオ領域にも進出中。