品証部と不適合連絡票と私

品証部と不適合連絡票と私

みなさまこんにちは!品証部のひかるぽんです。

楽しかった三連休も終わり……あれ、今年のシルバーウィークはどちらへ……泣

 

今日はテクダイヤの品証部の業務の1つを紹介させていただきます。

それは……不適合連絡について。

テクダイヤでは、対サプライヤー(取引先)、対社内にて不具合が発生した場合、不適合連絡票を発行します。

 

名前だけ聞くとトゲを感じますか?

ちなみにわたしは初めて聞いたとき、ちょっとこわいなと感じてしまいました。(笑)

もちろんですがキライで発行しているのではありませんよ。

 

どのような不具合が発生したのかを明記した上で、責任部署、あるいは取引先へ原因追究と再発防止策の検討を依頼します。

今までは何も不具合が発生していなかったのに、何か問題が発生した場合、なぜ不具合が発生したか分からないですよね??

そのため、まずは人が起因なのか、はたまた装置が起因なのか、そもそもマネジメントがちゃんとしていなかったことが起因なのか、原因追究を実施します。

 

原因追究するといっても、どうやってするの?と思う方もいらっしゃると思います。私がいつも何か問題発生したときに実施している方法を1つご紹介。

それは、本来あるべき姿と今回の姿を見るということ。2つのフローを比較したときに、どこでどのような変化があるのか比較することで、問題点をクリアにします。

原因追究を実施せず、再発防止策は立てても、本末転倒ということも起こりかねないですから、根掘り葉掘り原因追究することは大切なことです!

その次に再度発生しないために、何を変更するべきなのか、どのような仕組を作るのか。変更したときに有効性があるのか検討します。

人は変化点にとても弱いと何かの本に書いてありました。

いわゆる3H(初めて、久しぶり、変化点)に人間は弱い。対策を立てる=変化点に当たります。

そのため、どのように対策を構築するのかが、キーポイントとなります。

 

1つ例を挙げると、対策を立てたけど、ベテランしか作業ができない……人が変わると、再度不具合発生するかもしれない危険性あり。

人が変わっても、誰でも実行することのできる対策案の構築が大切になります。

原因追究と対策を立てる、深く考えると知識や経験も必要になってくると思います。

大変かもしれませんが、すべては安定した品質を保つため。

 

何か問題が発生して、改善が必要になったときは、比較をして原因を追究、対策を立てるときは人に依存していないか、変化にも弱くないか、現場の声を吸収しながら、対策を立ててみてはいかがでしょうか??


創業40年の製造業。ダイヤモンド事業からスタートしたテクダイヤは、会社本来の「人好き」が作用し、人との出会いを繰り返しながら業態変化を続ける。 現在はセラミック応用技術・精密機械加工技術・ダイヤモンド加工技術をコアとしながら先端技術のものづくりを支える。スマホやデータセンターなどの通信市場、更にはNASAやバイオ領域にも進出中。