命がけの技術者!!
前回、72歳工場長のモチベーションの1つに、自分の培ってきた経験を工場スタッフに伝えることがあると書きました。
これについて中国工場で総経理をしているAさんから「共感が持てる」とのコメントをいただいた。
今回はそのコメントを紹介します。
Aさんありがとうございました。
◆この工場長、当たり前ですが、共感もてますね。
命を懸けて工場を良くしようとしている、そうした気合と根性は、中国人が尊敬するもの。
3-4年の腰掛で、本社に帰る駐在員とは、腰の据わり方が違う。
◆ものづくりが好きだというのは、以前小生の工場でお願いしていた技術者の方も同じような気概でやられていました。
同じく72歳で、さすがに、あちこちの工場を回っての指導は疲れたと引退され、その後半年で、亡くなられました。
◆この方、とにかく自分が50年かけて積み重ねたノウハウを全部とはいわないが、半分でも、あるいは2割でも、誰かに引継いで行きたい。それが若い中国人技術者でもいい、自分の一部を伝えてもらえればと……
まさに命懸けで指導をされていたのですね。
技術者の想いとして、自分がやってきたことを自分で終わらせたくない、誰かに伝えて残したいというのがありますね。