人件費高騰は自動化で対応する?!
ある日系の会社から中国工場の効率化、自動化に関する相談がありました。
会社の詳細は書けませんが、樹脂成形とその後の加工を主に手掛けている会社です。
中国に1,000人規模の工場を持っているのですが、日本人の常駐者はいません。
出張ベースで工場に出向き納期調整や気がついたところを指導しています。普段は現地スタッフだけで運営しています。
細かな問題はありますが、致命傷となるような問題は起こしていません。
その会社の生産部門として、中国工場としての役割をしっかり果しています。これって意外とすごいことです。
この会社も例外ではなく、中国内の人件費高騰の問題が重くのしかかってきています。
この会社の経営層は、他の国への移転も含め今後の生産拠点戦略を検討しました。
その結果、中国でも自動化を進めて人を減らすことが出来れば、まだ生産拠点として十分やっていけると判断したのです。
そんな中で今回の相談は、その自動化の進め方について、どのように進めるのがよいのかというものでした。
ここで言う自動化とは、生産工程を機械化して自動で生産できるようにする、人の代わりに機械が作業するイメージです。