中国工場従業員教育・まず先生を作る!!
中国工場の品質管理は、「教育に始まり教育に終わる」と言いました。
そのためには従業員教育をしっかり行うこと、教育をするためのシステム・仕組みを持つことが必要です。
前回も言ったように工場の管理者や従業員に対してまったく教育を行っていない工場はないでしょう。
ですが、教育する内容のピントが外れている、形だけのものとなっている会社・工場は少なくありません。
中国工場教育で、目指すのは中国人が中国人に教えることが出来る体制だ。
中国人が教えるということは、中国人スタッフが先生になるということです。
中国工場で従業員教育を仕組み化するには、先ず教育することの出来る中国人スタッフを作る、育成することが第一となる。
先生を育成しなければならなりません。
それには、最初は日本人が中国人に必要な内容を教えていくことが必要になります。
この部分は、とても大変ですし工数もかかります。
でも、ここを乗り越えないとその先には進めません。
目指すべきところに、辿り着くことはできません。
ですから、駐在員だけで対応できないのなら、スポット的に本社に応援を依頼するとか、場合によっては、外部に依頼することも必要です。