中国工場のマクロとミクロを1人でやるのは難しい!!
中国工場のレベルを上げるには、工場の日々の作業を司るシステムやルールをしっかりとすること。
そして、それらを運用し実際に行う人のマネジメントをすること。
この両輪を回すことが必須です。どちらかが欠けていてもダメです。
マクロな視点で見れば問題はこの両輪となりシンプルです。
しかし、実際の工場ではミクロな問題も洗い出して解決していかなくてはなりません。
駐在員も含め日々の生産に携わっている人にマクロとミクロの視点で捉え、それを解決していくのは難しいと言わざるを得ません。
その部分をマネジメントするのが総経理や工場長の役割です。
これも人材マネジメントと言ってよいでしょう。
中国に進出して23年になる日系工場では、工場革新のために自分たちにはない専門的なスキルを外部に求めました。
時間的な余裕がなかったこともありますが一時的に外部の血を入れても、それを自分たちが吸収できれば大きく飛躍することができると考えたのです。
解決も同じです。
自前にこだわって時間ばかりが経過する。
これは大きな機会損失です。
何が自社工場にとって一番よいのか。
トップは常にこのことを考えなくてはいけません。
ぜひ一緒に考えましょう。