中国企業・経営者の意向は確認すべきか??(アンケート結果)
前回のブログでは、中国企業ではトップの意向が現場に届いていない、反映していないことが多く、トップの意向よりも現場を確認することの方が大事だというご意見を紹介しました。
そこでメルマガでは、中国企業との新規取引可否の判断において、経営者の考え方や意向は確認すべきかを読者の方にアンケートしました。
アンケートの結果は次の通りでした。
トップの意向など伝わらないのだから必要ない 31%
現場の確認を行えばそれで十分だ 8%
トップに確認するのは必須だ 46%
トップの確認はした方がよいが必須ではない 8%
その他(わたしの考えはこうだ) 28%
この結果を見ると、トップの考えの確認は必須との意見が最も多かったのですが、一方でそれは必要ないという意見も多かったのです。
この違いはそれぞれの経験から来ているのではないかと考えました。
トップに確認したら品質は一番重要だと言っていたが、実際に取引を始めたらまったくそのような姿勢は見られなかった、というようなことがあったのではないかと推測しています。
次回は、この時のアンケートでいただいた読者の方からのコメントを紹介します。