中国人マネジメント・何が間違っている??
中国人マネージャーを管理するときに、日本人は大きな勘違いをしているのです。
会社でマネージャークラスに求めていることには、
・リーダーシップ
・チームワーク(の醸成)
・会社に対する忠誠心
などあります。
日本人が勘違いしているのは、
中国人マネージャーが上述した項目を備えていると思っていることです。
実際は、そんなことありません。
これら項目を持っていると考えて中国人マネージャーと接して、
その前提で指示を出しています。
実際は持っていないのですから、
日本人の出した指示・期待に応えるような結果を出せません。
その結果を見た日本人が「なんで出来ないんだ」と言って怒る。
怒られても出来ないものは出来ないという悪循環にはまってしまうのです。
中国人をマネジメントする日本人としては、
中国人マネージャーがどのレベルなのかを見極めることが大事です。
そのレベルに応じてマネジメント方法を変えていくことを考える必要があります。
中国人が班長や科長のポジションについても、
その仕事をすぐにできることはありません。
会社求める3項目を含め、
中国人の管理職(マネージャー)に期待する役割を明確にして、
その役割が果たせるように育成・教育することが必要なのです。