中国人はよそ者には無関心?!
前のブログで中国の取引先にこちらの依頼・要求を受け入れてもらう、やってもらうためには、先方の担当者と個人的な人間関係を築くことも必要と言う話をしました。
中国で仕事をするのに中国人のことをまったく知らないと言う訳にはいきませんね。
今回は、中国人の気質の話をしてみたいと思います。
中国人の人間関係に関する気質として、「よそ者には相手にしない」と言うのもあります。
言い換えると「知らない人間には冷たい」となります。
シンセンが開放政策を始めてすぐに、わたしのいた会社が中国での生産を開始しました。
当時わたしは日本にいたのですが、駐在員からこんな話を聞かされたものです。
毎朝宿舎となっているホテルから車で工場まで通うのだが、ある日の朝、工場へ向う道筋で人が道端で寝ているのを見た。
中国はまだのどかだなと思った。
その日の仕事が終わって工場から宿舎に帰るときに、その人がまだ道端で寝ているのを見た。
さすがに「どうしたのだろう?」と思った。
後でわかったのだがその人は寝ていたのではなく、死んでいたとのことだった。
中国人は、たとえ人が死んでいてもよそ者であると何もしない、関心も寄せないという話ですね。
これは中国人の気質を表わした話として、よく使われる事例ですね。
開放直後の中国であれば、そういう光景を目にしても何ら不思議はないと思います。
きっと似たような話を聞いたことがあるのではないですか。