中国は労働不足、それでも中国に進出する企業あり!!
以前あるニュースの記事に広東省では100万人、上海地区では50万人の労働者が不足していると言うのを読んだ。
これは今に始まったことではなくリーマンショック以降、このような状況にある。
その背景は、内陸部でも働き口が見つかるようになったこと、沿岸の都市部の方が賃金は高いが物価とかを考えると金銭的なメリットはそれほど大きくはないことなどがある。
記事の内容的に特に目新しいものはなかった。
労働者がよりよい環境の工場を選ぶことが容易になってきているので、劣悪な環境の工場は淘汰されてくることは想像に難くない。
しかしながら、このような状況下でも、ちょっと前の超円高などから新たに中国に工場進出する企業もまだまだあった。
以前セミナーである中小企業の海外進出に至る事例を聞く機会があった。
中小企業ながらプロジェクトチームを作り十分な準備をして進めていたことが印象に残った。
人の採用、幹部スタッフや現場のキーマンとなる科長・班長の採用が重要であるとの認識を持っているとのこと。
採用後、どのような教育をしているかに興味があった。なぜなら、科長・班長のレベルは教育で決まると思っているので。
しかし、採用後の教育については言及がなかった。