不良品の処置ルール…班長にすぐ報告!!
工程検査で見つけた不良、この不良品の処置を作業者、検査員全員が正しく行わないと顧客に流出することになってしまいます。
前回のブログでわたしは、工場監査の際に作業者や検査員にインタビューをする、しかも可能な限り多く聞く。
そこで全員が同じ回答であることが必要です。
1人でも不良品の処置を誤れば、そこから不良品が次工程、客先に流れるのです。
さて、ある工場でインタビューをしたときに作業者がこんな説明をしてくれたことがありました。
「不良品を見つけたときはすぐに班長に確認をします。」
これは一見すると模範解答のようですが、実はよくありません。
班長さんがそこにいてすぐに確認できるときは、これで問題ありません。
しかし、班長さんがいない場合はどうするのでしょうか。
班長さんがいなくてすぐに確認が出来ない場合、作業者の人たちは不良品をどのように処置するのでしょうか。
いったいどんなことが起きると思いますか?みなさん考えてみてください。