不良を見つけた時の処置は万全??
前回まで3回にわたって「5S」のうち最初の「3S」が重要であり、それに取組んだことを紹介しました。そして、汚い工場でよい製品は作れないことを取引先に認識してもらうことが先ず大事だという話をしました。
引き続き取引先工場を指導・チェックするときのポイントをお伝えします。
次にわたしが取組んでいたのは、工程などで不良品を見つけた時の処置がきちんとできているかどうかだった。これはレベルの高い取引先が少なかったこともあり、不良品の流出防止を図ることに力を入れていたからだ。すなわち不良品を外に出さない仕組みを作ってもらうこと。そういう体制を取ってもらうことに力を入れてきました。
不良品を発見したときにどのような処置をするか、きちんとルールが決まっていて全員がそのルール通りにやっているかが大事なところです。どうやって確認していたかは、次回お話したいと思います。