ドローンや万能アーム搭載の消防車が最優秀賞! 未来の消防車アイデアコンテスト結果発表
消防車メーカーの株式会社モリタホールディングスでは、全国の小学生を対象とした「第11回未来の消防車アイデアコンテスト」を開催し、入賞者を発表した。
同コンテストは全国の小学生を対象に、「消防車にこんな機能があったらいいのに」「こんな消防車だったらかっこいいのに」「いざというときにこんな消防車があったらいいのに」など、夢のある“未来の消防車”をテーマとする作品を募集するもの。今回は961の作品が集まり、高井雅人さん(応募当時9歳)の作品が最優秀賞に選ばれた。
高井さんが描いたのは、人が簡単に近づけない現場でも人命救助ができる特殊災害工作車。どんな煙の中でも特殊な風と光でまわりを見えるようにすることができ、正確な作業が可能だという。また作業の途中でもけが人をドローンストレッチャーで病院まで運べるほか、内蔵の小型無人ヘリコプターは工作車の前を飛んで生存者を探すこともできる、まさに“未来の消防車”だ。
最優秀賞受賞者にはオリジナルグッズを贈られるほか、日本最大級の消防車製造・メンテナンス工場である三田工場(兵庫県三田市)の見学ができる。入賞作品20点はすべて同グループのWebサイトで公開中。