ディスペンスの語源は人を幸せにすることだった?|エンジニア☆玉手箱 第...

ディスペンスの語源は人を幸せにすることだった?|エンジニア☆玉手箱 第1回

液剤塗布トータルソリューションのサンエイテックが提供する面白ブログ「エンジニア☆玉手箱」より、ちょっと前の技術者が考えていた未来がどのように変わっていくのかの読み物編、ディスペンサーを初心者向けの入門編、実際の塗布現場での問題解決のヒントなどを面白く分かりやすくご紹介します。

第一回目となる今回は「ディスペンスの語源は人を幸せにすることだった?」です。


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kame
エイちゃん、「ディスペンサー海」に来たからには、ディスペンサーのことを知らないといけないのう。今日は「ディスペンサー」の語源についてレクチャーしようかの。

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ディスペンサーの語源?

kame
ディスペンサー、「ディスペンス」の語源を調べてみると、なんと14世紀のヨーロッパまで遡るのじゃ。14世紀の中世ヨーロッパでは、それまでの素材そのものを価値として取引する物品貨幣に加えて、計算貨幣を基本とする信用決済が始まって、、

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14世紀?ヨーロッパ?!信用決済、、計算貨幣、、、、( ˘ω˘ ) スヤァ…

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計算貨幣とは、貸し借りの記録として使われた貨幣のことで、その時に正確に量を測って分配するために秤を使ったそうなんじゃ。それでdisが「離れて」、L.pendereが「重さをはかる、秤で測り与える」で、あわせてdispenseという言葉になったと言われておるんじゃ。

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エイちゃんは生活費が足りないときに、キャッシュディスペンサーにお金を分けてもらってるよ。

kame
確かにキャッシュ「ディスペンサー」でお金を下ろす、出金するというのは分配されてるともいうかもしれないの。 今でも語源の意味が残っているのかものう。サンエイテックで取り扱っている、液剤吐出装置も液剤を定量に「分配 」する機械だからディスペンサーなんじゃ。


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「ディスペンス(dispense)」の語源は、14世紀の中世ヨーロッパに遡るそうです。当時、素材そのものを価値として取引する物品貨幣に加えて、計算貨幣を基本とする信用決済が始まりました。そのため、正確な量を配り与えるために、物を秤で測って分配するようになって行きました。その時のdis(離れて)とL.pendere(重さをはかる=秤で測り与える)が語源の一つだと言われています。

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あまり知られておりませんが、ディスペンサーには「免除する」という別の意味があります。16世紀以降のヨーロッパの聖教会では、教皇や司教が特別な御赦しを「お与え」になる時にもこの用語を使われていたようです。現在、私たちの身近で使われている「ディスペンサー=決まった測定量を塗布する容器」に近づいてきたのは20世紀になってからだと言われています。

 

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