チャンピオンサンプルをどう捉える!?
先に中国メーカーからの提出される評価用サンプルがチャンピオン品であることで苦労するような話題を取り上げた。これに対してメルマガでアンケートを行なったところ、お二人の方からコメントいただいた。コメントくれたお二人は、アパレル業界と電子部品業界でまったく異なる業界で活躍されている方です。それぞれの立場でこの問題に対するポイントを的確に指摘してくれています。ぜひ参考にしていただきたい。
コメントいただいた芋たこ北京さん、通りすがりさん、ありがとうございました。
今回は、芋たこ北京さんのコメントを紹介します。
議論は現場でするもので、1-2点の見本を前にしても、現場には響かない。
例えチャンピオン品であっても日本基準に合格できるレベルでなければ、工場選択肢より外す。
このコメントの中でわたしがあっと思ったのは、「当該工場の技術の粋を集めた見本室での1点生産であっても、それは当該工場のどこかにこれが作れる技術が存在すると言う事。」と言うこの文です。チャンピオン品でもそれを作るということは、その工場にそれを作る技術がある。あとは、いかにそれを継続して作れるようにするかということだ。