オムロン、生産現場の課題を解決するための「オートメーションセンタ」を韓国に開設
オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:山田義仁)の韓国における制御機器の販売、顧客サポート・サービスを担う韓国オムロン制御機器株式会社(所在地:ソウル市、代表理事:河野昌彦)は、オートメーション技術で生産現場の課題を解決するための「オートメーションセンタ」(以下、ATC)を世界8拠点目として韓国ソウル市内に開設した。
ATCはオムロンが誇る制御機器の幅広いポートフォリオを展示。さらに実証実験用の設備や実機、トレーニングルームを備え、顧客が抱えるモノづくり課題の解決を制御アプリケーションの提供を通じて実現するための拠点としている。
現在、韓国では人件費が高騰する中、生産のグローバル化が加速し、生産性向上や収益確保に向けてロボット活用を含めたFA技術の導入ニーズが高まり続けているという。
また、大手製造業を中心に技術革新を狙った研究開発の強化が進められており、政府主導によるスマートファクトリーの推進が始まっている。
それに対しオムロンは、ATCコリアを中核拠点として、スピーディに生産現場の課題に対する具体的な解決策を提供。さらに制御機器を扱う生産技術人材の育成を支援するとともに、未来のものづくりの青写真を提示することで、韓国のお客様と共に世界最先端のものづくりを実現していくとしている。
ATCコリアが果たす主な役割
- 生産現場に対する最先端のオート―メーション技術の導入構築サポート
- 現場課題を解決するためのお客様との実機検証
- 現場課題を解決するための制御アプリケーション・ソフトの開発
- ロボティクスラボを用いた、アプリケーション開発とトレーニングの実施