あたり前のことが当たり前でない・メール送信事例?!

あたり前のことが当たり前でない・メール送信事例?!

「中国の作業者は何も知らない人たちと考えるくらいの覚悟が必要だ」
わたしが講師を務める中国工場セミナーでは、このことを最初に言います。

そんなことはわかっていると言う方も多いのですが、実際の行動が伴っていなっていないのが実状ではないでしょうか。

典型的なこととして、「何も知らない。そうは言ってもこれくらいはわかるだろう。」「これくらいは知っているだろう。」と思ってしまうのです。

実際には、中国人の作業者レベルの人たちは、我々日本人が考えている以上に何も知らないので注意が必要です。

今回は作業者ではなく事務員の話ですが、そんな事例を紹介したいと思います。

 

わたしの駐在員時代は、仕入先・取引先の改善指導を担当していましたが所属は品証部門ではなく資材部門でした。

自分たちが買っている部材の品質は自分たちで責任を持てと言うのが会社の考え方でした。

利点としては、非常に動きやすく、問題が発生した時の行動が早く出来ました。

資材部門であるので当然部材を買っている購買担当者たちとも近く、彼ら・彼女らの仕事ぶりも間近に見ていました。

仕事柄取引先には様々なお願いや要求をすることが多々ありました。

 

ある時、取引先に対して一斉に通知を出す案件があり、購買担当者に自分の担当の取引先に通知をするように上位者から指示が出ました。

方法はFAXまたはメールのどちらでもよいということでした。

ほとんどの担当者がメールで取引先に通知内容を送っていたようでした。

ところが、ある購買担当者が取引先に一斉にメールをしたときに、BCC送信せずに取引先のアドレスをすべて宛先に入れていました。

つまり、取引先には送信したこちらの取引先名がすべてわかってしまったのです。

 

出典:中国工場での品質管理・品質改善


KPIマネジメント代表・チーフコンサルタント◎電機系メーカーにて技術部門、資材部門を経て香港・中国に駐在。現地においては、購入部材の品質管理責任者として購入部材仕入先品質指導及び品質改善指導。延べ100社に及ぶ仕入先工場の品質改善指導に奔走 ◎東京都/千葉県商工会連合会専門エキスパート(品質管理、製造業指導) GCS認定コーチ◎日本生産性本部経営アカデミー講師 名古屋外国語大学非常勤講師 セミナー/企業研修講師多数◎中国工場コンサルティング実績 日系中国工場品質改善及び管理体制の見直し(広東省)、中国企業品質管理体制の構築(福建省1社)、中国企業労務人事管理監査対応指導(パートナーコンサルタントと共同で実施:広東省1社)、米国D社の労務人事監査指摘事項への対応を指導、中国工場品質管理体制の構築(広東、大連など2社)、中国工場運営管理支援(広東1社)、外観検査の精度向上指導(広東1社)、中国生産委託先工場監査代行(広東1社) 国内工場管理の見直し及び製品コストダウン、外灯製造会社の5S指導、金属加工会社の品質管理・改善、生産性向上指導(1社)、金属加工会社の組織再構築、経営改革指導(1社)、板金塗装会社の5S指導(1社)、環境関連企業の新工場立ち上げ支援(1社)◎製造業向け社員研修実績 中国人管理者教育(広東、大連、厦門など3社)、コーチング研修(2社)、来日した中国企業スタッフ研修、中国赴任前研修(パソナ様)、若手社員向け中国工場の問題点と対処法(和歌山県工業技術センター様)、中国工場品質管理講座&異文化コミュニケーション(富士通テレコムネットワークス様)、仕入先様品質管理勉強会 テーマ:中国工場での品質管理の進め方(株式会社オートバックスセブン様)、中国への生産委託に伴う工程/品質管理のポイント(N社様、I社様) ◎著書 こうすれば失敗しない!中国工場の品質改善<虎の巻>(日刊工業新聞社)、雑誌「標準化と品質管理」2012年8月号特集記事執筆(日本規格協会)、外観検査の不良見逃し・ばらつき低減(技術情報協会・共同執筆)、通信教育講座「外観目視検査の進め方と留意点」担当講師(テキスト執筆、添削指導) ◎KPIマネジメント http://www.prestoimprove.com/index.html ブログ「中国工場での品質管理・品質改善」https://ameblo.jp/prestoimprove/