【女性エンジニア】テクダイヤ技術部のちょっと変わった仕事内容とは
皆さんが想像する【技術部の仕事】とは、どのようなイメージですか?
・機器を操作する
・データを解析する
・製品を作る
・PCで設計
……など、内容やプロジェクトによって、いろいろなお仕事があるかと思います。
ほんの一例にすぎませんが、ちょっと変わった(?)私の仕事を紹介します。
私は、技術部に配属されて丸4年が経ちますが、現在は、金属の表面処理開発のお仕事に携わっています。
技術部というと、「スペシャリストになる」「専門家になる」といったように、『一つの分野を極める』といった目標が、一般的かと思います。
……ですが、私の仕事は「専門家」になることではありません。
【専門家とは?】
例えば、金属加工のスペシャリスト。
テクダイヤにも、金属加工やダイヤモンドを削る職人さんがいます。いわゆる「専門家」です。
金属加工やダイヤモンドに関して質問すると、これまでの経験から8割は加工条件等、的確にご教示してくださいます。
はじめは、私も「専門家」を目指していました。
ただ入社3年目のとき、「私は、いつになったら、加工職人になれるんだろう……」
「これから先10年、20年後、自動化が進んでいったとき、加工職人として生きていけるのだろうか…」
という壁にぶつかったのです。
確かに基礎を学ぶことは重要。
基礎が無ければ、そこからアイディアを出すことはできません。
ただ、私はいつになったら独り立ちしてエンジニアになれるのだろう……。
そこから、考えをガラッと変えました。
テクダイヤには、たくさんの職人さんがいます。わざわざ私が職人(専門家)になる必要はないのです。
一つのことを極めるというよりは、いろいろな技術や知識を身につけて、何が最適か判断していくようなスタイルで、お仕事をしています。
具体的には……「金属の表面処理の技術開発」という軸はありますが、その他「露光」「エッチング」など、金属加工という分野を超えたプロセスも積極的に学んだり、
技術を市場へ技術を投下できるよう、経営企画部にプレゼンや、営業と協力しながら新しい市場開拓に向けてプランニングしたり、
先月に関しては、月の約半分は外部への実験や研究会の参加で出張、社内では、一日に機械を3~4台稼働しながら、データを取る日もあります。
かなりアクティブですね(笑)
色々な技術や考え方を、日々吸収しています。
技術部=専門家 というイメージだけでなく、テクダイヤの技術部は、こんな仕事もしてるんだ! というように感じていただけたら幸いです。
さき