工場のレベル判断・末端作業者の何を見る?!

工場のレベル判断・末端作業者の何を見る?!

弊社では「中国調達」をどのように進めたらよいか、
どのように利益を出すかをテーマとしたセミナーを毎年開催しています。

 

今回は、そのセミナーで講師の先生が話された内容のひとつを紹介したいと思います。

 

セミナーの中で講師の岩城先生は、
「中国企業や工場のレベルを判断するには、末端の作業者を見るのが一番」
と言っていました。

 

末端の作業者とは、その企業・工場で一番給料の安い作業者という意味です。
作業者なので、掃除のおばさんたちは対象外です。
一番給料の安い作業者というと、だいたい梱包や倉庫の作業者が該当することになります。
ですから、その工場の梱包や倉庫作業者を見て判断するということです。

この話を聞いて、具体的にそれら作業者の何を見ればよいのか、
どこを見て判断するのかをわたしなり考えました。
ひとつは、それら作業者が製品や部材を丁寧に扱っているかどうかでしょう。
梱包や倉庫作業はものづくりの工程に比べて管理が緩くなっている場合が少なくあります。
中国工場でずっと倉庫作業を見ていると、箱を投げるのを見ることができるのではないでしょうか。

 

次は、作業そのものです。
丁寧にやっているか、テキパキやっているかなどです。
作業者のモチベーションの度合いが見えてくると思います。
他の作業者とおしゃべりをしながら作業しているようではダメです。

 

他にも時間にルーズになっているかいないかで、
その工場の管理が行き届いているか否かがわかります。
これは梱包や倉庫作業に限定する必要はなく、工場全体で見るとよいでしょう。

時間にルーズとは、
始業のベルが鳴った時に直ちに仕事を始められるように自分の持ち場についているかどうかです。
ベルが鳴っているのに作業者が廊下を歩いている、更衣室にいるようではダメだということです。

 

出典:toimprove/entry-12240558939.html” target=”_blank”>工場のレベル判断・末端作業者の何を見る?!


KPIマネジメント代表・チーフコンサルタント◎電機系メーカーにて技術部門、資材部門を経て香港・中国に駐在。現地においては、購入部材の品質管理責任者として購入部材仕入先品質指導及び品質改善指導。延べ100社に及ぶ仕入先工場の品質改善指導に奔走 ◎東京都/千葉県商工会連合会専門エキスパート(品質管理、製造業指導) GCS認定コーチ◎日本生産性本部経営アカデミー講師 名古屋外国語大学非常勤講師 セミナー/企業研修講師多数◎中国工場コンサルティング実績 日系中国工場品質改善及び管理体制の見直し(広東省)、中国企業品質管理体制の構築(福建省1社)、中国企業労務人事管理監査対応指導(パートナーコンサルタントと共同で実施:広東省1社)、米国D社の労務人事監査指摘事項への対応を指導、中国工場品質管理体制の構築(広東、大連など2社)、中国工場運営管理支援(広東1社)、外観検査の精度向上指導(広東1社)、中国生産委託先工場監査代行(広東1社) 国内工場管理の見直し及び製品コストダウン、外灯製造会社の5S指導、金属加工会社の品質管理・改善、生産性向上指導(1社)、金属加工会社の組織再構築、経営改革指導(1社)、板金塗装会社の5S指導(1社)、環境関連企業の新工場立ち上げ支援(1社)◎製造業向け社員研修実績 中国人管理者教育(広東、大連、厦門など3社)、コーチング研修(2社)、来日した中国企業スタッフ研修、中国赴任前研修(パソナ様)、若手社員向け中国工場の問題点と対処法(和歌山県工業技術センター様)、中国工場品質管理講座&異文化コミュニケーション(富士通テレコムネットワークス様)、仕入先様品質管理勉強会 テーマ:中国工場での品質管理の進め方(株式会社オートバックスセブン様)、中国への生産委託に伴う工程/品質管理のポイント(N社様、I社様) ◎著書 こうすれば失敗しない!中国工場の品質改善<虎の巻>(日刊工業新聞社)、雑誌「標準化と品質管理」2012年8月号特集記事執筆(日本規格協会)、外観検査の不良見逃し・ばらつき低減(技術情報協会・共同執筆)、通信教育講座「外観目視検査の進め方と留意点」担当講師(テキスト執筆、添削指導) ◎KPIマネジメント http://www.prestoimprove.com/index.html ブログ「中国工場での品質管理・品質改善」https://ameblo.jp/prestoimprove/