取引先の5S指導はどうやる??(その2)
前回「5S」に関する取引先指導に関しては、先ず汚い工場ではよい製品を作れないことを相手に認識してもらうことをやると話ました。そのために「5S」の3つ目の「清掃」これをしっかりやってもらうことに注力しました。それができてから、「3S」の最初の2つである、「整理」「整頓」に進むようにしていた。
取引先での「5S」指導とは言っても、実際にやったのは「3S」だけでした。
「整理」では、何をやったのか、指導したのかと言いますと、現場に余計なものを置かないということだけです。常時使うもの以外は現場からどかしてもらうようにしました。よく整理では、入らないものは廃棄すると言いますが、先方のものに対して廃棄するしないを言うことはできません。現場から余計なものをどかしてもらうことで、すっきりとした現場にすることで、何か問題が起きた時にすぐにわかるようにします。
「整頓」でやったのは、置場を明確にすることです。現場で使う測定器や治具などの置場を決めて、それに表示をすることでした。
これの効果は、
です。
toimprove/” target=”_blank”>出典:中国工場での品質管理・品質改善