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使用電力にかかわらず割安に、中部電力とビッグローブの協業プラン (長町...

使用電力にかかわらず割安に、中部電力とビッグローブの協業プラン (長町基,[スマートジャパン])

 中部電力とビッグローブの協業プランである「中部電力 カテエネプラン for BIGLOBE」は、BIGLOBE接続サービス利用者向けに中部電力が用意した電力サービスの専用プランである(関連記事)。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県の一部(富士川以東)など首都圏エリア(離島、または集合住宅で一括受電の電気契約をしている場合を除く)に提供している。

 これまでの同サービスの料金は、電気使用量が多い場合に限り、従来(東京電力で従量電灯B・Cを利用した場合)の電力サービスよりも低価格になるものだったが、今回のリニューアルにより、基本料金や電力量料金の単価を引き下げたことで、電気使用量が少ない場合でも従来の電力サービスより安価に提供することが可能になる。同プランを当社想定の4人家族のモデルケースで利用する場合、従来の電力サービスと比較して、1年間で約1万円程度、電気料金が安くなるという(図1)。



図1 従来プランとリニューアルプランの比較 出典:ビッグローブ

 なお、電力と光接続サービス「ビッグローブ光」、高速モバイル通信サービス「BIGLOBE SIM」とのセット割である「光☆でんきセット割」「光☆SIMでんきトリプル割」を利用すると、さらに毎月最大400円(税別)の割引が可能だ。

電力小売自由化での切り替えはそれほど加速していない

 2016年4月から電力小売りが全面自由化されて以降3カ月以上が経過したが、電力・ガス取引監視等委員会によると、スイッチングの申し込み状況は2016年6月3日時点で約106万件となっている。一方で旧一般電気事業者(大手電力会社)の自社内の契約の切り替えの申込件数は約135万件で合計の契約切り替えの申込件数は約241万件となっている(関連記事)。東京電力のスマートメーター取り付け遅延などの問題もあり、低圧向けのスイッチングは、期待されたほどのスピードでは進んでいないといえる。また、開始当初に付けていた価格やサービスが想定したほど、顧客層に響かないケースなども出てきており、小売事業者が電力プランの見直しを図る動きが広がりつつある。


スマートジャパン」は、日本各地の企業・自治体にとって喫緊の課題である電力の有効活用と安定確保に向け、節電・蓄電・発電のための製品検討や導入に役立つ情報を提供します。企業や自治体の総務部、システム部、店舗運営者、小規模工場経営者などの方々に向けて、電力管理や省電力化を実現する製品情報、導入事例、関連ニュースをお届けするほか、製品カタログや利用ガイドなども掲載していく予定です。 http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/