中国食品工場問題・食材をなぜ確認しなかったのか?!

中国食品工場問題・食材をなぜ確認しなかったのか?!

今回も中国食品工場で起きた問題について考えてみたいと思います。

問題のひとつに
「チキンナゲットなどに使用していた鶏肉の賞味期限が切れていたものを使用していた」
ことがあります。
この点について、ファミマ社長の話では、
「食材までは確認していなかった」と言っています。

なぜ食材である鶏肉の確認をしなかったのでしょうか?
ファミマもマックも当該工場の確認は、
細かな部分まで確認項目として、
所謂工場監査を行っていたと報道されています。

ではなぜ原料である鶏肉の食材の確認をしなかったのでしょうか。
加工する工程に問題がなくても、
使用している材料に問題があれば、
何の意味もありません。

この点がどうしても合点がいきません。
読者のみなさんもそのように思っているのではないでしょうか。

相当細かいところまで監査項目としていたという点から想像すると、
監査項目に食材の確認も含まれていた。
しかし、時間の関係から1日で監査出来る範囲だけを
監査したという可能性も考えられます。

食材の確認をしていなかったことに対して、
ファミマの社長は「相手(中国福喜食品)との信頼関係」
という旨のことを言っていました。
つまり、相手である中国企業を信頼していたということです。

「信頼はしても確認は怠らない」
これが中国企業と付き合うときの鉄則です。

信頼していたから確認をしなかった、
結果、その信頼が裏切られたというのでは、
食品を提供する企業として、
安心・安全な食品を提供する責任を果たせないと考えます。

前回も書きましたが、
中国では、このようなことは起こり得るという前提で取引をする。
そして、そうしたことを起こさせないようにチェックしていくことが、
食品を取り扱っている企業の責任ではないでしょうか。

使用する食材に対しても、
漏れなく確認することが求められていると思います。

 

出典:toimprove/entry-12337206278.html” target=”_blank”>中国食品工場問題・食材をなぜ確認しなかったのか?!


KPIマネジメント代表・チーフコンサルタント◎電機系メーカーにて技術部門、資材部門を経て香港・中国に駐在。現地においては、購入部材の品質管理責任者として購入部材仕入先品質指導及び品質改善指導。延べ100社に及ぶ仕入先工場の品質改善指導に奔走 ◎東京都/千葉県商工会連合会専門エキスパート(品質管理、製造業指導) GCS認定コーチ◎日本生産性本部経営アカデミー講師 名古屋外国語大学非常勤講師 セミナー/企業研修講師多数◎中国工場コンサルティング実績 日系中国工場品質改善及び管理体制の見直し(広東省)、中国企業品質管理体制の構築(福建省1社)、中国企業労務人事管理監査対応指導(パートナーコンサルタントと共同で実施:広東省1社)、米国D社の労務人事監査指摘事項への対応を指導、中国工場品質管理体制の構築(広東、大連など2社)、中国工場運営管理支援(広東1社)、外観検査の精度向上指導(広東1社)、中国生産委託先工場監査代行(広東1社) 国内工場管理の見直し及び製品コストダウン、外灯製造会社の5S指導、金属加工会社の品質管理・改善、生産性向上指導(1社)、金属加工会社の組織再構築、経営改革指導(1社)、板金塗装会社の5S指導(1社)、環境関連企業の新工場立ち上げ支援(1社)◎製造業向け社員研修実績 中国人管理者教育(広東、大連、厦門など3社)、コーチング研修(2社)、来日した中国企業スタッフ研修、中国赴任前研修(パソナ様)、若手社員向け中国工場の問題点と対処法(和歌山県工業技術センター様)、中国工場品質管理講座&異文化コミュニケーション(富士通テレコムネットワークス様)、仕入先様品質管理勉強会 テーマ:中国工場での品質管理の進め方(株式会社オートバックスセブン様)、中国への生産委託に伴う工程/品質管理のポイント(N社様、I社様) ◎著書 こうすれば失敗しない!中国工場の品質改善<虎の巻>(日刊工業新聞社)、雑誌「標準化と品質管理」2012年8月号特集記事執筆(日本規格協会)、外観検査の不良見逃し・ばらつき低減(技術情報協会・共同執筆)、通信教育講座「外観目視検査の進め方と留意点」担当講師(テキスト執筆、添削指導) ◎KPIマネジメント http://www.prestoimprove.com/index.html ブログ「中国工場での品質管理・品質改善」https://ameblo.jp/prestoimprove/