中国人の指導は中国人にしかできない?!

中国人の指導は中国人にしかできない?!

前回の「命がけの技術者」で紹介したコメントには続きがあって、中国工場のトップとしての心構えを伝えてくれています。

 

Aさんの会社では中国にいくつか工場を持っており、自分の工場も含めて「数年前に比べて日本人駐在員と中国人スタッフの距離が開いている。」と感じているそうだ。

 

それは、「ある程度、会社が巡航速度に入って、誰でも運営できるようになると、こうした事態が発生する。」と言っている。

そして「将来を非常に危惧している。」と付け加えている。

 

コメントの続きを紹介します。

 

◆つい最近他の工場を軌道に載せ、管理の形を作り上げて、今は日本で要職に就いている方に話を伺ったら、彼曰く、とにかく日本人だけでは中国人は指導できない、動機付けできない。

◆中国人を指導できる中国人を育てるために、自分の経験した、知っている事をできるだけ伝える為のコミュニケーションを心がけてきたと。

◆文字にすれば当たり前の事、その当たり前の事を、当たり前として、愚直に実行するのが中国での成功の鍵かと……

 

中国人を指導できる中国人を育てる、これはその通りだと思います。

 

ここではトップマネジメントについて言っている訳ですが、工場の中にはいろいろな階層レベルがあるので、それぞれでこれが出来ると強いですね。

 

できるところから中国人が中国人を指導するようにしていくとよいと思います。

 

従業員教育などはまさにこれでしょう。

ただここでも、そのための初期段階では日本人がやる必要があります。

 

当たり前のことを当たり前に出来る、中国工場でこれが出来ていれば、それはいい工場と言えます。

以前紹介した中国工場のABCですね。

 

toimprove/” target=”_blank”>出典:中国工場での品質管理・品質改善


KPIマネジメント代表・チーフコンサルタント◎電機系メーカーにて技術部門、資材部門を経て香港・中国に駐在。現地においては、購入部材の品質管理責任者として購入部材仕入先品質指導及び品質改善指導。延べ100社に及ぶ仕入先工場の品質改善指導に奔走 ◎東京都/千葉県商工会連合会専門エキスパート(品質管理、製造業指導) GCS認定コーチ◎日本生産性本部経営アカデミー講師 名古屋外国語大学非常勤講師 セミナー/企業研修講師多数◎中国工場コンサルティング実績 日系中国工場品質改善及び管理体制の見直し(広東省)、中国企業品質管理体制の構築(福建省1社)、中国企業労務人事管理監査対応指導(パートナーコンサルタントと共同で実施:広東省1社)、米国D社の労務人事監査指摘事項への対応を指導、中国工場品質管理体制の構築(広東、大連など2社)、中国工場運営管理支援(広東1社)、外観検査の精度向上指導(広東1社)、中国生産委託先工場監査代行(広東1社) 国内工場管理の見直し及び製品コストダウン、外灯製造会社の5S指導、金属加工会社の品質管理・改善、生産性向上指導(1社)、金属加工会社の組織再構築、経営改革指導(1社)、板金塗装会社の5S指導(1社)、環境関連企業の新工場立ち上げ支援(1社)◎製造業向け社員研修実績 中国人管理者教育(広東、大連、厦門など3社)、コーチング研修(2社)、来日した中国企業スタッフ研修、中国赴任前研修(パソナ様)、若手社員向け中国工場の問題点と対処法(和歌山県工業技術センター様)、中国工場品質管理講座&異文化コミュニケーション(富士通テレコムネットワークス様)、仕入先様品質管理勉強会 テーマ:中国工場での品質管理の進め方(株式会社オートバックスセブン様)、中国への生産委託に伴う工程/品質管理のポイント(N社様、I社様) ◎著書 こうすれば失敗しない!中国工場の品質改善<虎の巻>(日刊工業新聞社)、雑誌「標準化と品質管理」2012年8月号特集記事執筆(日本規格協会)、外観検査の不良見逃し・ばらつき低減(技術情報協会・共同執筆)、通信教育講座「外観目視検査の進め方と留意点」担当講師(テキスト執筆、添削指導) ◎KPIマネジメント http://www.prestoimprove.com/index.html ブログ「中国工場での品質管理・品質改善」https://ameblo.jp/prestoimprove/