不具合の原因が特定できない場合の対応は?!

不具合の原因が特定できない場合の対応は?!

発生した不具合に対する取引先からの回答「原因を特定できません」だった。

あなたがこのような回答を受け取る側だった場合、これに対してどのような対応をしますか。

逆に、回答する側だったら、どのような判断をして原因不明の回答を客先に提出しますか。

不具合の原因を特定できないケースも、あるのではないでしょうか。
そういう場合、わたしたちは次のようなスタンスで対応をしていました。

回答を受け取る側の場合

・各工程での発生の可能性について検証したか
・不具合サンプルを分析して、
「どの工程または、どの工程以降で発生している」などを検証したか
・イレギュラーな要因についても検証したか

これらを検証して報告されていれば認めることにしていました。

原因不明の回答を出す側の場合

客先クレームを出した時に、原因不明という回答は出したくないですし、出しにくいと思います。

だからと言って無理やりにこじつけて原因を書くことは、止めた方がよいと思います。
これは経験上、後でつじつまが合わなくなり顧客の信頼を失うことになってしまいます。

特定はできなくても、受け取る側のところで書いた内容を検証して、可能性のあるものを示して推定原因とし、それに対する対策を記すことは有効だと考えます。

顧客にどれだけ真剣に、調査/検討したのかを伝えることが大事です。

ものづくりをしていく中では、いろいろなことが起こり、いろいろな不具合が発生します。
中には発生原因を特定できないことも起こり得るでしょう。
そうした時には、原因の調査に関する誠意が相手(顧客)に伝わることが重要です。

 

toimprove/” target=”_blank”>出典:中国工場での品質管理・品質改善


KPIマネジメント代表・チーフコンサルタント◎電機系メーカーにて技術部門、資材部門を経て香港・中国に駐在。現地においては、購入部材の品質管理責任者として購入部材仕入先品質指導及び品質改善指導。延べ100社に及ぶ仕入先工場の品質改善指導に奔走 ◎東京都/千葉県商工会連合会専門エキスパート(品質管理、製造業指導) GCS認定コーチ◎日本生産性本部経営アカデミー講師 名古屋外国語大学非常勤講師 セミナー/企業研修講師多数◎中国工場コンサルティング実績 日系中国工場品質改善及び管理体制の見直し(広東省)、中国企業品質管理体制の構築(福建省1社)、中国企業労務人事管理監査対応指導(パートナーコンサルタントと共同で実施:広東省1社)、米国D社の労務人事監査指摘事項への対応を指導、中国工場品質管理体制の構築(広東、大連など2社)、中国工場運営管理支援(広東1社)、外観検査の精度向上指導(広東1社)、中国生産委託先工場監査代行(広東1社) 国内工場管理の見直し及び製品コストダウン、外灯製造会社の5S指導、金属加工会社の品質管理・改善、生産性向上指導(1社)、金属加工会社の組織再構築、経営改革指導(1社)、板金塗装会社の5S指導(1社)、環境関連企業の新工場立ち上げ支援(1社)◎製造業向け社員研修実績 中国人管理者教育(広東、大連、厦門など3社)、コーチング研修(2社)、来日した中国企業スタッフ研修、中国赴任前研修(パソナ様)、若手社員向け中国工場の問題点と対処法(和歌山県工業技術センター様)、中国工場品質管理講座&異文化コミュニケーション(富士通テレコムネットワークス様)、仕入先様品質管理勉強会 テーマ:中国工場での品質管理の進め方(株式会社オートバックスセブン様)、中国への生産委託に伴う工程/品質管理のポイント(N社様、I社様) ◎著書 こうすれば失敗しない!中国工場の品質改善<虎の巻>(日刊工業新聞社)、雑誌「標準化と品質管理」2012年8月号特集記事執筆(日本規格協会)、外観検査の不良見逃し・ばらつき低減(技術情報協会・共同執筆)、通信教育講座「外観目視検査の進め方と留意点」担当講師(テキスト執筆、添削指導) ◎KPIマネジメント http://www.prestoimprove.com/index.html ブログ「中国工場での品質管理・品質改善」https://ameblo.jp/prestoimprove/