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シーケンス制御講座「オルタネイト動作」

シーケンス制御講座「オルタネイト動作」

基礎からはじめるシーケンス制御講座

中級:オルタネイト動作

オルタネイトやモーメンタリという言葉を聞いたことがあるでしょうか? スイッチなどをカタログで選ぶ時にも出てきます。簡単に説明します。

まずモーメンタリの説明です。車のクラクションを思い浮かべてください。ハンドルのクラクションボタンを押すと大きな音が出ます。

そして放すと音が消えます。つまり押している間だけ音が出ます。このような動作をモーメンタリ動作と呼びます。

 

普通の押しボタンスイッチです。シーケンサーに接続すると、押している間だけ「X」に入力されます。

次はオルタネイトです。モーメンタリとは動作が違い、一度押せば押した状態のままになり、もう一度押せば話した状態になります。

テレビの主電源のような感じです。シーケンサーに接続すると、一度押せばスイッチを放しても「X」に入力された状態となり、再度押せば「X」への入力はなくなります。

 

シーケンサーに使用するスイッチはモーメンタリが多いので、今回はモーメンタリのスイッチを使用して、プログラムによってオルタネイトのように動作させてみます。

動作は単純で、一度スイッチを押せばランプが点灯して、再度スイッチを押せばランプは消灯します。それの繰り返しです。一度押せば運転モード、再度押せば停止モードのようなプログラムにも使用できます。

単純に上から順番に書けばこのようなプログラムになると思います。

スクリーンショット 2017-04-04 17.29.23

少し長くなりますが、このような感じで「X10」を押せば「M203」がはいり、再度押せば「M203」は消えます。

連動させて「Y10」のランプを点灯させています。しかし、まだ簡単に書く方法があります。

スクリーンショット 2017-04-04 17.29.29

これでどうでしょう。「X10」を押せば「M200」がパルスで入ります。

最初のスキャンは上側の接点で「M201」が動作しますが、次のスキャンで「M200」は切れていますので、自己保持がかかります。

再度「M200」を入れれば自己保持を解除する仕組みになっています。

出典:『基礎からはじめる シーケンス制御講座』

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1977年、広島県福山市生まれ。武永制御 代表。「基礎からはじめるシーケンス制御講座」管理人。◎福山職業能力開発短期大学校(制御科)を卒業。某電機会社にて設備エンジニアを務めた後、武永制御を創業。◎著作に『図解入門よくわかる最新シーケンス制御と回路図の基本』(2013年 秀和システム)、『これだけ!シーケンス制御』(2014年 秀和システム これだけ!シリーズ)がある。◎基礎からはじめるシーケンス講座 http://plckouza.com/index.html