『電子顕微鏡』の記事一覧 : 19件

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MONOist

2016/11/1
IT media

 産業技術総合研究所は2016年9月13日、水に応答して薬剤を放出する新規の有機ナノカプセルを発表した。このカプセルは、乾燥状態や有機溶媒の中では安定しているが、水による刺激によって構造が変化し、内容物を放出する。  今...

 理化学研究所は2016年8月22日、食用キノコのマイタケから、脂質ラフトと呼ばれる動物細胞膜上の脂質構造に結合するタンパク質を発見し、その存在下ではインフルエンザウイルスの増殖が抑えられることを明らかにした。  この研...

 名古屋大学は2016年8月17日、細菌が持つ運動器官べん毛モーターを構成するタンパク質の1つである、MotA分子の立体構造を解明したと発表した。MotAはモーターの働きの中核をなすタンパク質であり、これまでに前例のない...

 大阪大学は2016年8月15日、蛍光によって象牙質内のAGE(糖化最終産物)を捉え、AGEが象牙質虫歯(齲蝕:うしょく)の進行に影響を与えることを世界で初めて明らかにしたと発表した。同大学歯学部附属病院の三浦治郎助教、...

分極回転する余地がある結晶構造ほど特性は向上  東京工業大学科学技術創成研究院フロンティア材料研究所の北條元助教、東正樹教授、清水啓佑大学院生、東京大学大学院工学系研究科の幾原雄一教授らによる研究グループは2016年8月...

2018年以降に製品化予定  東陽テクニカは、2016年8月25〜26日に東京ビッグサイトで開催されている「イノベーション・ジャパン2016」で、関西学院大学と共同で開発している「サブナノ結晶配向情報検出ウエハーマッピン...

 理化学研究所は2016年7月22日、細胞分裂をけん引する分子モーター「Kinesin-14(キネシン-14)」が、他のキネシンとは逆向きに動く分子メカニズムを解明したと発表した。同研究所ライフサイエンス技術基盤研究セン...

らせん高分子の合成と光架橋反応の2段階で合成  名古屋大学大学院理学研究科、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の伊丹健一郎教授、伊藤英人講師、前田果歩氏(大学院生)らを中心とする名古屋大学...

「他にはない実用性に優れた材料」  「炭素棒にレーザーを当ててカーボンナノホーンを製造するが、炭素棒に鉄触媒を加えてみると、どうなるかと思ったのが始まりだった。実際に、鉄触媒を加えた炭素棒にレーザーを当てたところ、いつも...

 理化学研究所は2016年5月26日、同研究所生命システム研究センターの田中陽ユニットリーダーらの研究チームが、超薄板ガラスを用いた柔軟な次世代型流体チップの作製技術を開発したと発表した。  個別化医療、生命科学研究、エ...

ガソリン車並みの走行性能を持つEV実現へ  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2016年5月18日、ガソリン車並みの走行性能を電気自動車で実現する革新型蓄電池の実用化に向けた共通基盤技術の開発に着手すると発...

 産業技術総合研究所(産総研)電池技術研究部門エネルギー材料研究グループの徐強上級主任研究員とプラディープ パッチファルJSPS(日本学術振興会)特別研究員らは2016年5月、棒状やリボン状に形状制御されたナノ炭素材料の...