『顕微鏡』の記事一覧 : 34件

紙切れなどの「たわみ」で分子量を割り出す  物質の分子量を調べることで、物質の種類を特定できる「質量分析」が個人レベルでも実現できるかもしれない――。  物質・材料研究機構(NIMS)の柴弘太氏と吉川元起氏の研究グループ...

電荷の流れを伴わずに情報を伝達  東北大学は2016年7月8日、金属磁性体表面の磁気の波(スピン波)を光パルスで発生させ、高精度に観測することに成功したと発表した。スピン波を使った高速、低消費電力の情報処理デバイスの開発...

 理化学研究所は2016年6月17日、ショウジョウバエの嗅覚回路の神経活動の記録と解読に成功し、匂いの好き嫌いを決める脳内メカニズムを解明したと発表した。同研究所脳科学総合研究センターの風間北斗チームリーダーらの研究チー...

「他にはない実用性に優れた材料」  「炭素棒にレーザーを当ててカーボンナノホーンを製造するが、炭素棒に鉄触媒を加えてみると、どうなるかと思ったのが始まりだった。実際に、鉄触媒を加えた炭素棒にレーザーを当てたところ、いつも...

 リンクスは2016年6月7日、顕微鏡・マイクロスコープ用のカメラパッケージ「Basler 顕微鏡用PowerPack」を発表した。工業用、生物用の顕微鏡・マイクロスコープ向けカメラとして、幅広い分野で使用できる。  P...

 理化学研究所は2016年5月26日、同研究所生命システム研究センターの田中陽ユニットリーダーらの研究チームが、超薄板ガラスを用いた柔軟な次世代型流体チップの作製技術を開発したと発表した。  個別化医療、生命科学研究、エ...

0.1〜1μmのε-Fe2O3棒磁石を合成  東京大学大学院理学系研究科の大越慎一教授、筑波大学数理物質系の所裕子准教授、日立ハイテクサイエンスの山岡武博博士らの共同研究グループは2016年6月、磁場に強く、電流も流れな...

 大阪大学は2016年5月19日、動く観察対象を高速に自動追跡し、特定の神経細胞をプロジェクションマッピングで刺激するロボット顕微鏡「オーサカベン」を開発し、行動中の線虫の複数のドーパミン細胞の性質がそれぞれ異なることを...

ガソリン車並みの走行性能を持つEV実現へ  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2016年5月18日、ガソリン車並みの走行性能を電気自動車で実現する革新型蓄電池の実用化に向けた共通基盤技術の開発に着手すると発...

 産業技術総合研究所(産総研)電池技術研究部門エネルギー材料研究グループの徐強上級主任研究員とプラディープ パッチファルJSPS(日本学術振興会)特別研究員らは2016年5月、棒状やリボン状に形状制御されたナノ炭素材料の...

 富士通研究所は2016年4月18日、呼気に含まれる成分を短時間で測定できる、携帯型の呼気センサーデバイスを開発したと発表した。生活習慣病との関わりが示唆されるアンモニアなどの特定のガス成分だけを抽出し、短時間で濃度を計...

 産業技術総合研究所(産総研)は2016年4月20日、産総研フレキシブルエレクトロニクス研究センターと東京大学、山形大学、田中貴金属工業が共同で、「スーパーナップ(SuPR-NaP:表面光反応性ナノメタル印刷)法」を開発...