7月7日:カルピスの日
7月7日は、カルピスの日です。1919年の今日、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」が発売されたことにちなんで制定されました。カルピスのパッケージといえば“水玉”ですが、これは発売日の“七夕”から天の川をイメージしてデザインされたものだそう。
カルピスは、カルピス株式会社の創業者である三島海雲がモンゴルを訪れた際に飲んだ「酸乳」からヒントを得て生まれました。「酸乳」とは乳酸菌を発酵させた飲み物。海雲が当地の遊牧民たちが飲んでいたもの口にしたところ、長旅で弱っていた胃腸の調子が整い、さらに体も頭もすっきりしたのだといいます。
その後日本に戻った海雲は、モンゴルで得た知識をもとに研究を重ね、1916年に乳酸菌で発酵させたクリームを商品化した「醍醐味」を発売。そして「醍醐味」をさらに改良した「カルピス」を1919年に発売しました。
ちなみにカルピスの瓶が“茶色”なのは、紫外線による劣化を防ぐためだそうです。