5月6日:日本語ワープロ「My OASYS」が発売された日

5月6日:日本語ワープロ「My OASYS」が発売された日

1982年の今日、富士通から日本語ワープロ「My OASYS(マイオアシス)」が発売されました。

同社の日本語ワープロ1号機である「OASYS100」に対し、“低価格”が売りだったのが「My OASYS」。初めて100万円を切る価格を実現し、ビジネス市場で圧倒的なシェアを獲得したそうです。

 

こちらは発売当時のニュースリリース(抜粋)。

 

 昭和57年5月6日

「My OASYS」新発売

-破格の低価格 75万円を実現-

 

当社はこのほど、初めて 100万円を切る画期的な日本語ワードプロセッサ

「My OASYS」を開発し、本日より発売いたします。

当社は、55年5月に「英文タイプライタを打つ感覚で日本語文書の作成が行える機器

」を設計理念として、当社独特の“親指シストキーボード”を持ったかな漢字変換方式の

ワードプロッセサ「OASYS 100」を開発し発表いたしました。続いて昨年8月に

は、普及機種として、大幅な小型化、軽量化と、業界初の100 万円台を実現した「OAS

YS100J」を世に送りました。OASYS 100Jはこの低価格と、誰もが簡単に

扱えるというOASYSの特長を全面に打ち出し、特にパーソナルユースに焦点を当てた

点で大きな反響を呼びました。

このシリーズ化によって、OASYSの導入先は企業の事務部門、技術部門のみならず

、さらに法律・特許事務所、作家など個人にまで急速に拡がり、受注は 5,500台に達して

おります。

さて、今回の「My OASYS」は、OASYS上位2機種の開発思想をより一層推

し進め、「文房具感覚のワードプロセッサ」をめざしたもので、

  • 一般の事務机に余裕をもって載るコンパクトサイズ
  • 自由に持ち運びのできる19kgという軽量化
  • ワードプロセッサの充分な機能をもちながら買取価格75万円(4年リースで月約20,000円) の超低価格
  • を実現いたしました。

    この「My OASYS」の登場によって、OAを推進するための強力なツールとして

    の日本語ワードプロセッサに新たな世界が開かれるものと確信しております。

    当社は、57年度をワードプロセッサの本格的な導入元年とみて、My OASYSの

    販売目標を3万台に設定するとともに、OASYSシリーズのキャラクターに高見山を起

    用して大々的なキャンペーンを展開いたします。

    販売は、富士通オフィス機器株式会社を通して、全国約 200社のOASYS販売会社が

    行い、今後は店頭販売も積極的に行います。

    なおMy OASYSの名称は、文房具のように個人の机に備付けを意味する「My

    desk、My OASYS」に由来します。

     

    〔特長〕

     

    1.My OASYSは買取価格75万円, OASYS 100Jの二分の一という思い

    切った低価格を実現いたしました。4年リースでも月約20,000円、1日の費用に換

    算するとわずかコーヒ2杯分でご利用いただけます。

    2.「文房具感覚のワードプロセッサ」をめざして大幅な小型化, 軽量化を実現しまし

    た。デイスプレー、キーボード, プリンタを合わせて総重量19kgですので、デ

    スクからデスクへとどこへでも自由に持ち運びができます。

    また、内部のフロッピーディスクを一台にしたことによって、機器サイズも

    幅40cm、奥行き35cmまで縮小しましたので、特別のテーブルを用意しなくとも

    一般の事務机の上で余裕をもって使用できます。キーボード、ディスプレー、プリ

    ンタは独立した構成ですので、自由なレイアウトが可能です。

    3.大容量ミニフロッピィにはA4判文書を40ページと、5万単語( 固有名詞を含む

    一般単語辞書4万語、使用者登録語1万語)が収容可能です。字種はJIS第1水

    準の漢字・非漢字 3,418字とOASYS特殊記号約 400字が使用でき, 他に第2水

    準の漢字 3,384字が使用者登録パターンで使用できます。

    4.練習システムによって、操作を独習できます。

     

    [価格] 買取価格    75万円

    リース価格  約20,000円(4年リース)

     

    [出荷] 本日より

    以 上

    出典:「OASYS and CAMELLIA homepage」神田泰典(http://www.ykanda.jp/my/myoasys.txt


    株式会社アペルザで「ものニュー」の記事制作をはじめ、コンテンツ制作を担当しています。これまでひたすら文系人生だったこともあり、ものづくり関しては何がわからないのかもわからないレベルです。ものニューを通じて私も知見を広げていきます。得意なことはけん玉で、特にうぐいすと灯台系は自信があります。