3月30日:「電気事業法」が公布された日
1911年3月30日に「電気事業法」が公布されました。
「電気事業法」とは、発電・送電・買電の事業について定めた法律。
条文には
この法律は、電気事業の運営を適正かつ合理的ならしめることによつて、電気の使用者の利益を保護し、及び電気事業の健全な発達を図るとともに、電気工作物の工事、維持及び運用を規制することによつて、公共の安全を確保し、及び環境の保全を図ることを目的とする。
と記されています。
出典:「電気事業法」経済産業省(http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/law/law3.html)
日本では長きにわたって地域ごとに1つの電力会社が独占的に電力を供給するしくみが続いていましたが、1995年に諸外国に倣って電力自由化がスタートしました。そして2014年6月には電力小売りを完全自由化する改正電気事業法が成立。いよいよ2016年4月1日から家庭向けの電力自由化が始まります。