住宅デバイス共創機構、既存住宅向けロボット床下収納の開発パートナー募集を開始
この記事の内容をまとめると…
- ロボット床下収納の開発に向けたパートナー募集を開始
- 既存住宅の床下空間を有効活用するロボット技術の実用化を目指す
- 実証・製品開発段階に向け、技術連携や共同開発に参画する企業・団体を広く募集
同構想は、床下という限られた空間を活用し、生活空間を拡張する新たな可能性を示している。技術的・製品的な実用化に向けて、開発パートナーの参画を募っている。
ロボット床下収納詳細
ロボット床下収納は、既存住宅にある床下空間を自動で出し入れ可能な収納スペースとして活用するためのロボット技術。限られた居住空間を有効に使うアイデアとして構想されたもので、床下に設置されたレール上を移動するロボットが、収納された物品を指定場所まで自動搬送する仕組みを想定している。
この構想は、2024年3月に開催された「けんちく体操展」にて公開され、注目を集めた。現在は実証・製品化に向けた段階にあり、各種センサ技術や制御システム、筐体設計などを含む広範な技術領域における開発パートナーを募集している。