サンリツの物流倉庫で「AutoStore」稼働、日本の医療業界初ピッキ...

サンリツの物流倉庫で「AutoStore」稼働、日本の医療業界初ピッキングシステム

IMG_1324_1200

サンリツと、医療機器メーカーのボストン・サイエンティフィックジャパン、ロボットソリューションを提供するKUKAグループのスイスログは4月24日、横浜市にあるサンリツ京浜事業所で「AutoStore(オートストア)」オープニングセレモニー(サンリツ主催)を実施した。

サンリツの物流倉庫で、自動ロボット制御ピッキングシステム「AutoStore」を稼働させ、ボストン・サイエンティフィックジャパンが使用する。医療業界の物流倉庫への導入は日本初となる「AutoStore」により、在庫保管能力が35%向上したという。

IMG_1384

「AutoStore」は、専用のコンテナを高密度に収納し、ロボットがコンテナの出し入れを行う自動倉庫型のピッキングシステム。

ボストン・サイエンティフィックジャパンのオランダ拠点ではすでに「AutoStore」が導入されており、1年前、導入の検討にあたり見学したサンリツの三浦康英代表取締役社長執行役員は「縦横無尽にロボットが動いており、ここまで進化しているのかと大変感銘を受けた」という。

今回、半年というスピードでサンリツ京浜事業所において竣工を迎えた「AutoStore」は、倉庫面積350坪に、1万6244ビン(専用コンテナ)が保管可能。広い倉庫内で縦10段に積まれた専用コンテナを、60台の自動走行ロボットが取り出して最高時速10kmのスピードで移動する。

IMG_1350

ボストン・サイエンティフィックジャパンの基幹システムと、スイスログの倉庫管理システム「SynQ」の制御によって、約21万点にのぼる製品の保管や、1日1万4000件以上の製品出荷に対応する。

10カ所のワークステーションでは、簡単な操作で製品の入出庫ができ、棚卸しの際には不具合の検査も同時に行うことが可能。製品ごとの使用期限管理も自動化し、効率的な在庫管理が行える。

 「今回はピッキング部分の自動化だが、前工程や後工程の自動化も考えていきたい」と三浦康英代表取締役社長執行役員はさらなる意気込みを語った。

 「AutoStore」は5月1日から稼働予定。

IMG_1378

東京都大田区生まれ、横浜育ち。OL向け媒体の編集部を経て、数年前まで投影機のハンドルをクルクル回したりノギスを片手に検査成績表を作成するものづくりの一員でした。製造業は幅広いので記事制作にあたり日々勉強中です! 好きな競走馬はゴールドシップ。