【動画】見よ!これが次世代通信5Gの実力だ NOKIAロボット制御
2G、3G、3.5G、4Gと高速・大容量転送可能へと進化を続けてきた無線通信。
次の5Gでは一体どうなるのでしょうか?
特に製造業ではどう使うことができるのか?
そこで今回は、
5/24〜26まで東京ビッグサイトで行われた Wireless Japan 2017 のノキアブースで、製造業の利用にピッタリのデモを見つけましたのでちょっとご紹介します!
3台のロボットが支える板の上を転がる玉。3台のロボットが同期して動き、板の傾きを調整して指定した座標にピタッと止めるというデモです。
top:40px; padding:62.5% 0; text-align:center; width:100%;”>to -44px; position:relative; top:-22px; width:44px;”>tom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;”>ものづくりニュース編集部さん(@monozukuri_news)がシェアした投稿 –
このシステムは、板の上部に玉の軌跡を撮影するためのカメラが設置してあり、別の場所にそのデータを処理するコンピュータがあります。さらに、3台のロボットとそれを制御するコントローラがあり、それぞれが4Gと5Gの2回線で接続しているという構成(らしいです)。
要は転がる玉を止めるだけですが、ここで難しいのが「玉は転がっていて状況が常に変わる」ということ。いくらカメラで軌跡を正確に追っても、コンピュータにそのデータを送る時間の間に玉は動いて別の場所に行ってしまっています。さらに、ロボットの制御も、信号処理が送れ、送信にもタイムラグが発生してしまったら正確な動きができず、玉をピタッと止めることは不可能です。
そこでこの動画ですが、
はじめは4Gの無線通信を使って制御をしています。
激しく動いていた玉の動きを吸収し、もう少しで玉の動きが止まりそうです。でも、ある程度のところまでいったら、ユラユラと揺れてしまい、なかなかピタッと止めることができません。通信のちょっとしたタイムラグが邪魔しています。
それが右側に少しだけ写っているTシャツの男性がPCをちょっといじると。。。
通信が5Gに切り替わり、ロボットの動きが急に激しくなったと思ったら、
すると玉の動きが吸収されてピタッと停止。。。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、通信速度が変わっただけで、こんなに違いが出るものなんですね。
工場、特に製造装置やラインの制御系では無線は不安定さが心配で使えないというのが現状です。でも、これだけの制御ができるというのは大きな魅力。さて、今後工場内無線はどう発展していくのか、普及していくのか楽しみですね。